厚生労働省は、公的医療保険による出産にかかる分娩費用の無償化について、2027年度からの実施に向け、社会保障審議会医療保険部会に資料を提出した。地域や医療機関よる価格差が、保険適用分(無償化)については全国一律の価格となる。
2025年12月4日に開催された第206回社会保障審議会医療保険部会の厚労省資料は下記の通り。
厚生労働科学研究補助金(がん対策推進総合研究事業)
「がん・生殖医療連携ネットワークの全国展開と
小児・AYA世代がん患者に対する妊孕性温存の診療体制の均てん化にむけた
臨床研究―がん医療の充実を志向して」
2025 12/04
【厚生労働省】社会保障審議会医療保険部会(12月4日)、医療保険制度における出産に対する支援の強化を議論
厚生労働省は、公的医療保険による出産にかかる分娩費用の無償化について、2027年度からの実施に向け、社会保障審議会医療保険部会に資料を提出した。地域や医療機関よる価格差が、保険適用分(無償化)については全国一律の価格となる。
2025年12月4日に開催された第206回社会保障審議会医療保険部会の厚労省資料は下記の通り。
2025 12/02
【東京都がん・生殖医療連携ネットワーク】第3回東京都がん・生殖医療連携ネットワークセミナー(2026年1月17日)を開催
第3回東京都がん・生殖医療連携ネットワークセミナーは、医療関係者向けの「第1部 人材育成研修会」「第2部 がん・生殖医療連携セミナー」、市民向けの「第3部 市民公開講座」の3部構成で開催されます。
参加希望者は、添付のフライヤー及び下記Webサイトをご確認ください。
<第3回東京都がん・生殖医療連携ネットワークセミナー>
開催日時:2026年1月17日(土)10:30~16:45
開催場所:大村進・美枝子記念 聖路加臨床学術センターB1F日野原ホール
第1部 人材育成研修会 10:30~11:55
第2部 がん・生殖医療連携セミナー 13:00~14:35
第3部 市民公開講座「ともに考えよう、がん治療と妊娠」 15:00~16:45
がん治療と妊娠に関する個別相談会 13:00~15:00のあいだで、一人20分程度まで
Webサイト https://hospital.luke.ac.jp/topinformation/news/seminar_20260117.html
2025 11/19
【国立がん研究センター】2012-2015年の4年間に診断された がんの5年生存率を公表
国立研究開発法人 国立がん研究センターは、地域がん登録データを活用して、2012年から2015年診断症例の5年生存率を報告書にまとめ公表した。
5年純生存率は以下の通り、「AYA・成人(15歳以上)で男女計の5年純生存率は、胃63.5%、大腸(直腸・結腸)67.2%、肝および肝内胆管33.7%、肺35.5%、女性乳房88.7%、子宮75.9%、前立腺94.3でした。国際がん生存率標準ICSSで年齢調整した国際比較用数値では、胃65.7%、大腸(直腸・結腸)69.1%、肝及び肝内胆管36.8%、肺40.1%、女性乳房87.9%、子宮70.0%、前立腺94.2%でした。ICSSを用いた年齢調整によって大きな差異があることがわかり、小児(15歳未満)では、全分類の5年純生存率が82.3%であり、胚細胞性腫瘍、絨毛性腫瘍、性腺腫瘍が94.5%、網膜芽腫が94.6%と高い値を示す一方、中枢神経系、その他頭蓋内、脊髄腫瘍は57.1%と低く、分類によって大きな差がみられた」。
国立がん研究センター「プレスリリース」2025年11月19日
2012-2015年の4年間に診断された がんの5年生存率を公表 がん対策の立案・評価に有用な指標を作成
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2025/1119/index.html