「日本の「がん・生殖医療」発展のために」

がん治療と妊娠~がん治療後の将来を見据えて~

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患者ネットワーク

患者ネットワーク担当より

がんと「妊娠、出産」について知りたいあなたへ


特定非営利活動法人日本がん・生殖医療学会 患者ネットワーク担当
厚生労働省 がん対策推進協議会委員
厚生労働省委託事業 がん対策推進企業アクションアドバイザリーボードメンバー
阿南 里恵

 みなさん、こんにちは。日本がん・生殖医療学会患者ネットワーク担当の阿南里恵と申します。私は23歳の誕生日を迎えた直後に子宮頸がんが見つかり、子宮すべてと子宮を支える靭帯、そしてリンパ節を摘出しました。しかし、子どもが産めない身体になってしまうことが怖くて手術入院の直前に家出をしました。家族の励ましで手術を受ける事はできましたが、その後同級生たちが恋愛・結婚・出産のラッシュを迎えるたびに焦りや悲しみを感じ、またそうした悩みを相談できる人を見つけられずに20代を過ごしました。そうした経験からがん・生殖医療に関する悩みや不安を抱えている若い患者さんのサポートや、がん・生殖医療の研究と治療をすすめるため、患者ネットワークの活動に取り組んでまいります。皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

患者ネットワークとは

 現在、日本ではがん患者のQOL(生活の質)向上や治療中の緩和ケアなど、様々な場面で患者目線の医療が実施されつつあります。しかし、がん治療による生殖機能への影響はあまり重視されておらず、若い患者が精神心理的・身体的に必要な治療及びケアを受けられていないケースが発生しています。
そこで日本がん・生殖医療学会は下記の活動理念のもと、がん・生殖医療に関わるあらゆる医療従事者(以下ヘルスケアプロバイダー)と患者や患者家族が連携する「患者ネットワーク」を構築いたします。

<Our Mission>

 患者ネットワークのミッション(使命)は、がん患者が希望をもって治療に臨むことができるよう、必要なタイミングでがん・生殖医療に関する科学的根拠に基づく情報を提供すると同時に精神的なサポートを実施することです。

<Our Vision>

 患者ネットワークのヴィジョン(夢)は、がん・生殖医療に関わるヘルスケアプロバイダーと患者や家族が連携し、日本のがん医療を変え、若い人ががんになっても生きがいのある社会を実現することです。

<Action>

・ホームページでの情報提供
・がん不妊ピアサポーターの養成・活用
・医療者と患者の定期的な意見交換会
・医師や患者支援団体などが主催するがん・生殖医療セミナーにコンテンツ提供と開催費の助成
・がん・生殖医療に関わる患者会の活動費助成
・がん教育のがん体験者講師の育成
・学会学術大会やシンポジウムへ患者を招待

平成26年12月12日
特定非営利活動法人日本がん・生殖医療学会

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Japan Cancer Forum2016 レポート

日本がん・生殖医療学会 患者ネットワーク担当
阿南里恵

 8月6日と7日の二日間にわたり、日本橋でJapan Cancer Forum2016(以下JCF2016)が開催されました。Japan Cancer Forumは日本最大級のがん患者フォーラムで、年に一度東京で開催されます。会場では複数のホールで同時に疾患別の最新医療セミナーや、がんサバイバーのスピーチなどが行われ、セミナーには各領域の日本を代表する医療者、専門家等が講師として招かれました。  今年は2,000人を超える来場者数となったJCF2016で、JSFPは7日に「がんと生殖機能(妊孕性温存)“若年がん患者さんの将来の妊娠・出産(妊孕性温存)について”」の共催セミナーを開催いたしました。前半では鈴木理事長よりがん・生殖医療についての解説を行い、後半では古井辰郎先生(岐阜大学大学院医学系研究科 産科婦人科学 准教授)に岐阜ネットワークの紹介をしていただきました。セミナー参加者の大半は女性で、熱心にメモを取られている姿が多く見受けられました。また、最後に行った質疑応答では男性サバイバーの不妊に関する質問も取り上げられました。ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。  また、この度会場で「がん・生殖医療における特別養子縁組に対する認識」についてのアンケート調査を実施させていただきました。アンケート調査にご協力くださった皆様にも心より御礼申し上げます。

※クリックで当日のプログラムPDFが表示されます。

 

お問い合わせ窓口

E-mail:patient@j-sfp.org