【重要】旧JOFR研究の今後の実施体制について__新倫理指針下での一括審査準備のお願い
JOFR参加施設の皆様
日本がん・生殖医療学会理事長の髙井 泰でございます。
平素より「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業」およびJOFR研究にご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
現在の旧JOFRの研究期間は2026年3月末をもって終了いたしますが、旧JOFR研究は引き続き実施されます。
(患者アプリを併用するJOFRが「新JOFR」、併用しないJOFRが「旧JOFR」です。旧JOFRは旧倫理指針下で一部の施設を除き、各施設の倫理委員会にて審査・承認を受けています。)
2025年度内に、新倫理指針下で東北大学病院臨床研究倫理委員会による一括審査を受ける予定です。
(新JOFRはすでに新倫理指針下で一括審査を経て承認されており、旧JOFRもこれに準じます。)
研究課題名:思春期・若年がん患者等を対象とした日本がん・生殖医療登録システムによる治療成績解析
研究代表機関:埼玉医科大学総合医療センター
研究を継続するご意向がある施設は、新倫理指針下での一括審査への移行手続きが必要となります。
また、研究継続のご意向について以下のGoogleフォームにご記入ください。
手続きなどのご負担をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
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<旧JOFRに未参加の施設の皆様へ>
新JOFRにはご参加いただいているものの、旧JOFRに未参加の施設では、以下の「旧JOFR症例」のデータを登録することができません。
この機会に、ぜひ旧JOFRへのご参加もご検討ください。
旧JOFR症例の対象:
- 公的助成症例のうち、凍結失敗例・患者死亡例(新JOFRでの登録も可能ですが、患者・施設双方の負担が大きいため旧JOFR登録を推奨します)
- 2021年4月以降の公的助成対象外症例(例:カウンセリングのみ、不妊治療中の癌罹患などの保険適用症例)※公的助成認定施設条件の「年間5例以上」にはカウンセリングのみも含まれます。
- 2021年3月以前のすべての症例
詳細は日本がん・生殖医療学会ホームページもご参照ください。
旧JOFRと新JOFRの違い(学会サイト)
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<ご対応のお願い>
恐れ入りますが、新倫理指針下による旧JOFR研究への参加有無について、
2025年10月31日までに
以下のGoogleフォームに必ずご記入ください。(すべてのJOFR参加施設が対象です。)
【新倫理指針下 旧JOFR研究 参加確認フォーム】
今後ともJOFR研究の推進にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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高井 泰
Yasushi Takai, MD, PhD
日本がん・生殖医療学会 理事長
President of Japan Society for Fertility Preservation